トリハダを探して

テレビ、ラジオ。トリハダの端書

最近の感想文(満島ひかり、バナナムーン、坂元裕二、乃木坂工事中、、、)

13日の水曜日。この日は友人と銭湯に。毎月13日は必ずあっているような気がする。「それでも、生きてゆく」についてとにかく熱弁した。熱弁のかいあって、きちんとのぼせました。

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二人の会話。自分変えるとしたらどこ変えますか?という質問に対し、「小さいことでもいいんですよね」という前置きから、深見さん(瑛太)は、

「『カラオケ行かない?』とか人に言ってみたいです。」 

 なんというか興奮せずにはいられなかった。作品鑑賞における共感至上主義の人にはそれこそ共感できないのだけれど、このセリフには自分の人生が全部詰まっている気がした。「カラオケ行かない?」とは、「あなたの歌が聞きたいし、よければ僕の歌を聴いてくれない」ということだ。音楽の趣味にはその人の全部が詰まっていると思う。それを曝け出した上に、相手が自分の趣味じゃない歌を歌った場合はどんな顔すればいいのかとか、全然教えてもらってない。もちろん自分の趣味も場合も同様に。もちろん、「それでも、生きてゆく」における二人のドラマがあって、なお際立つセリフなのだけれど、それでも感動せずにはいられなかった。ドラマとしても面白い。境遇が真逆の人々だからこそ共有できるものがあって、ただ悲しい、感動ポルノ(バリバラ!)ではなく、共有の反面、分かり合えないこともあることがきちんと書かれている。

バナナムーンGOLD」のADジャニオタにものぼせている。スペシャルウィークの「ヒムペキグランド大賞」大賞作のアポロは初めて聞いた時から好きだったな。でも、新作の「女の子の秘密教えてver.」はすごかった。これで成立する日村さんの器用さ、まさかのひめたん。いろいろ感動するところはあったけど、ジャニオタのつなぎの「続いてはー、この人だよ」が凄まじい破壊力。なんのオマージュ、物まねなのか全然わかんない。(サザエさん?九官鳥?)ここだけ聞く価値があるくらいかわいい。非常にかわいい。もちろん歌としても面白い。

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秘密といえば日曜。AppleMusicで「小沢健二×満島ひかり」の対談。「傘の下での秘密」に共感する二人。自分には全くない感覚を聴くのって不思議な体験で非常に好き。「『旅に出る理由』みたいな曲を作ってください」と言われて、「旅に出る理由じゃダメなんですか?」と答えちゃうオザケンが少年のようでかわいかった。満島ひかりさん、日本にとどまっといておくれ~。二人で「ラブリー」歌うのはもちろん良いし、「カルテット」への言及もある。僕も、日本のドラマ全てがカルテットみたいなものを放映していてほしい。それができないのならカルテットをずっと流しておいてほしい。午後から忘年会。その前に本屋でお買い物。年末年始用に3冊買ったけど、おそらくすぐ読み終わっちゃうから、また買いに行かねば。本当は個人の本屋で買いたいけど、家の近くにないのです。

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忘年会では、「こん人とは付き合えないという条件は?」に「EXILEを好きなこと」と偏見ばりばりの回答。そもそもEXILEを好きな人に好かれないという問題は置いておく。カニの身をほじっていただけで筋肉痛です。でも、割とうけたのでよし。

夢で見た西野七瀬に夢中です。「乃木坂工事中」今週も面白かった。鈴木絢音の器用さとか、かずみんの羽田圭介を外したときの正直さとか、名刺をもらえない日村さんとか。一番良かったのは、ななせまる(地方のゆるキャラみたいな語感がかわいい)が日村賞・寺田蘭世の「みんなでご飯行く」に対し、ガッツポーズをしているところ。誰の目も気にしていないガッツポーズのように感じた。コメント欄ではまだ見つかっていなかったように思う。必見です。

自分だけしか気づいていないことの良さってありますよね。TVerで「Woman」が無料で見える。子役の子がとてつもなくかわいくて、舌足らず。ほぼ何を言っているのか分からないのに、お母さんは聞き取れるのが良い。二人だけの世界があって、でも聞き取れないときもある。愛情と苦労が舌足らずだけで表現されている。ああ。夜は久しぶりに「ホンマでっか!TV」を見た。中島健人はもうアイドルとしてもバラエティースターとしても完ぺきなのでは。できすぎるというのは面白いのだ。さんまさんが「キムタクに似てる」と言っていたけど、キムタクはもっとこう自然な感じがする。中島健人はもうできすぎている。スピードワゴンの小沢さんとか及川光博のような面白さすらある。握手会の対応で嵐と対決してるのとかも面白かったので、興味本位で見てください。全くファンではないし、ジャニオタでもないけど、バラエティーとして非常に面白い人だと思う。もっとたくさんおばさんとデートしている彼が見たい。

ヴィヴィアン・マイヤーを探して

ヴィヴィアン・マイヤーを探して に対する画像結果

何ともいえない顔をしている。道ですれ違っても二度見はしないが、どことなく美しいような、そうじゃないような。事実、彼女は単なる一般人として生き、そして死んだ。宮沢賢治ゴッホのように、亡くなってから彼女のとった膨大なフィルムが見つかり、段々と写真家として評価されてきている。

よくテレ東プロデューサーの佐久間さんのTwitterから見たい作品を探すのだが、これもその一つ。Netflixで鑑賞しようと検索するとすでにマイリストに入れてあった。やはり魅かれる顔をしているのだ。個人差はあるだろうけど。

その写真を見るためだけでも映画を見る価値はあると思う。子どもや貧困者、労働者の姿が生き生きと写真に収まっている。映画の中でも語られていたが「写真とは、その人のことをどれだけ理解しているのか」である。自分の身の回りでも起こっているようなものが写真に写っている。それを作品にできる彼女と、できない自分の差にがっかりしてしまう。と同時に、今まで彼女の写真が注目を浴びなかったことに、つくづく大衆の目は評価に踊らされていると思う。

以前、古びた港町の居酒屋で、酔っ払った古本屋を営む知り合いが熱弁していた「何を言うかじゃなくて、誰が言うか」という言葉を思い出す。それを笑う周りの人に「ほらみろ、これをおしゃれな経済誌とかで教養ある文化人がいうとそれっぽく君らはうなづくんだよ」と言っていた。こんなぐつぐつの牛なべを前にして過激派だなと、一人厚揚げを食べながら思ったが、確かにそうかもしれないな。

 

スペシャルウィークによせて。

生で聴くのは断念してしまったが、そのことを激しく後悔している。アルコ&ピース d.c.garage確実に最高の回であったと思う。ながら作業のお供に聴くラジオとしては最低の出来だった。ラジオから片時も離れたくない。きのこもボイパも「何言ってんの?」以外の言葉が見つからない回だった。ボイパのコーナーはずっと訳わかんない面白さだったけど、得体の知れない職人が得体の知らない文を変な声で読んでいるという状況だけで、文化が違うと拷問になりかねない放送だった。個人的には仏のしげさんが好きでした。なんか女の子の子供がいそうな人を勝手に想像した。刑事だろうな。

[radiko.jp]アルコ&ピース D.C.GARAGE | TBSラジオ | 2017/12/12/水 | 24:00-25:00 http://radiko.jp/share/?t=20171213000000&sid=TBS

その後の、爆笑問題カーボーイも非常に良かったのです。Aマッソのゲラニチョビ(youtubeにもある)好きの自分からすると、想像を遥かに超えるAマッソ加納さんのツッコミ対決は見逃せない。案の定、お笑い教科書には載せられない亜流のツッコミ。どうやったらそのワードが思いつくんだ。相手は尼神インターの渚。笑い声が可愛いのが意外で音量上げてしまった。ツッコミも面白いし真面目な人でした。毎度思うけど、太田さんの声はいい。ちゃんと全メールで変えてるし、さすがだなあ〜と思う。程よくしゃがれてる。たまらない。最後のAマッソ村上さんからの手紙は頭が歪みそうになった。アルピーの家族のコーナーを地で行ってるかんじ。「うちはたまに天気が分からへん時があるから」というパンチライン。必聴。

カーボーイのせいで朝からゲラニチョビを見返している。Aマッソもクレイジーだがスタッフも充分クレイジー。最新回では台湾に行ってるけど、その動画の前にはこれをチェック。https://youtu.be/8FqOTHU-ghU

やさしい気持ちで見ましょうね。個人的に好きなのはマジカルオオギリツアーのイントロクイズ。

 

「ステレオって何だ?」#乃木坂工事中 2017.12.12

乃木坂工事中、12月10日は「センス見極めバトル」

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ありがちな企画だけど、どうも高評価っぽい放送。この判断基準はYou Tubeのコメント欄。基本的にはいつも何かに文句をつけている人たちだが、今回は少なかった気がする。「韻踏む姉さん」へのコメント量がすごい。

乃木坂工事中に限っては、企画の面白さはなんか関係ないと思っている。バナナマンがいること、乃木坂がいること。これで充分な気がする。祭りやお花見、プールが何となく楽しいように、かわいい子たちが座っていることが圧倒的正義なわけである。むしろつまらないと言われるような回の方が人間さが出ているようで良い。かずみん、真夏さんは健気に頑張っているし、なーちゃん、星野の退屈してそうな感じも、もしかして、バナナムーン聞いてるの?というなーちゃんの感じと、星野の山ほどある性格が良いエピソードとのギャップが出て良い。同じラジオを聴いてるってだけで3000点くらい高くなりますよね。ナース服着る、と同じくらいの魔力がある気がする。個人的にはナース服趣味じゃないけど。話を戻して。乃木坂工事中は毎回が好きな回です。

どーん。無言トリオ。佐々木琴子がきれいすぎている。というか2期生全体的に「こんなに綺麗だったか」と思うくらい綺麗。伊藤かりん寺田蘭世鈴木絢音伊藤純奈も。今回も3期生だったら、この綺麗さが放送されていなかったと思うと死んでも死にきれない。My ruleのMVでの大人っぽい2期生がたくさん見られて満足。

日村賞。「なにがいいの、ぶっちゃけ」という質問に「食洗機」と生駒。肉でもコートでもアイドルっぽい家電の加湿器(加湿器はアイドル的回答だと思う)とかでもない。リアル食洗機。生活感と予想外さもあり最高。さすがは生駒ちゃん。罰ゲームやってるキャプテンの顔を隠していた頃の生駒ちゃんとは別人だ。

川柳に大喜利。部分的に気になったところ、いくつかを。「日村さんにプレゼントしたっていいだろ」という設楽さん。設楽さんは毎年プレゼントあげすぎです。若月の「魔法だね」に何でか箸くんを感じる。 しゃべらなかった頃の絢音ちゃんはいない。ハキハキとAIの川柳のことをAIっぽい抑揚でしゃべっていた。「どうでもいいって言った~」と衛藤さんに言われたい。「あ」から始まるカルタで「あ、」の一文字から始めちゃう新内さんの反則ぎりぎりのプレー。日村さん「ドキドキしたいじゃん~」って。女子高の文化祭のテーマかよ。黒子の暗躍。

【感想】すてきな企画だと思う。それぞれの回答に個性が出てる。中田の小ずるい感じとか、佐々木琴子の無機質さ、桜井キャプのドS、ひなちまの子どもっぽい純粋な回答。「アイドルの大喜利ってすべりそうで見てられない」という趣旨の心無いコメントがあったけど、そういうんじゃない。かわいい回答も、らしさが出ている回答も、生活が反映されている回答も全部「面白い」というカテゴリーに入ると思う。前のめりな気持ちで楽しめばいい。誰よりもこの企画を全力で楽しんでいる日村さんを見習ってほしい。

「Yahoo!ニュース見てねえっすか。」アルコ&ピース d.c.garage 61

冒頭は酒井さんの強烈な右ストレートでスタート。

ちなみに、深イイ話の千鳥・ノブさん密着回で大吾さんは「漫才は、右ストレート」と例えていました。「イッテンモノ」の二組。謎のシンクロ。

 

平子さんが意識している坂口憲二のゴシップと西田敏行似の人参。

ちなみに、セクシーな人参とはこういうやつです。どうしようもねえな。

「人参 セクシー」の画像検索結果

 

毎年恒例の紅葉狩り。お二人はDMでみんなを誘うことにするのか。

ベガスイエローのアウディーで乗り合いでいくのか。

そして、お互いのふざけパート。

縛られててもチャンピオン相手に一分は持つ平子さん。

何でも11は食べられる酒井さん。富士そばは大盛にして揚げめっちゃ乗せるそう。

 

酒井軍団の話。

酉の市で芸能界のてっぺん、有吉軍団を偵察。

これはサンデーナイトドリーマーでも、おらつく酒井さんの話をしていた。川崎。途中で出てきた野呂佳代はそのままバナナムーン出演。

酔って祭り、ラジオ出演。昭和じゃん。夢みたいな話ですね。

 

ケンカしたごりあて・柿本さんの代わりにハライチ・澤部さんを一位指名。清宮並みの競争率だろうな。

平子さんは山田孝之。クローズ出演者に交じる平子さん。銀魂酒井さんの二の舞にならないことを願う。

 

M-1。決勝楽しみだな。どの組も優勝しそうで想像がつくから、敗者復活上がってくるのが優勝するのかな。ゆにばーす引退するのかな。個人的には、Aマッソが好きです。ちなみに、アルコ&ピースはエントリーしてません。

 

ボイパ。このコーナーは何なんだ。面白いけど、誰にも勧められない。「咳をしても 一人」くらい自由律。先週の雪男が離れない。バリーボンズバーガーも好きです。おそらく能力者。ジャッキーチェンタッキー。「読まれたいなら、急げ。」と言っていたので、メール送ってみた。

 

今週は特に面白かった気がしたなあ。

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「それがドメイン?」#バナナムーン 11月10日

11月10日 バナナマンのバナナムーンGOLD。

間違いなく乃木坂スタートかと思ったけど、まずはトランプ。

 

それにしても、いつも通り盛り沢山な放送。

流行語の話。

けものフレンズを知っている、と日村さん。

なんで?リアルけものフレンズだから?と設楽さん。

ここら辺の反射神経はさすが設楽さんという感じ。

おでんランキングと百万円。

デビル笑い。デビル笑いはたぶん他の番組でもやりそうだな。

面白いし、機関車みたいな感じ。オークラさんは相変わらず。

 

メインは乃木坂の話。

radikoでシェアです。

JUNK バナナマンバナナムーンGOLD | TBSラジオ | 2017/11/10/金 25:00-27:00 http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20171111015040

 

宮嵜さんの言葉に詰まってると思う。演出じゃない、自然体の一人一人。

ファンじゃなくても感動する。

ホント、にわかですけど、泣いちゃいました。

 

バナナマンも同じだ。伊藤万理華中元日芽香、卒業する二人に、乃木坂に、

自然体でエールを送って、楽しんで、笑って。踊って。

二組は似ているんだろう。やっぱり兄妹だから。

 

金曜日の夜。電車に揺られ、たくさん歩いた平日。

少しほろ酔い気分になると、踏切の音、革靴の音。ラジオの音。

一つ一つが愛らしくなってくる。

暗い夜には 耳をそばだて

風を探すんだ

遠吠えは口笛に 変わってる

 

「ラジオに逃げるな」アルコ&ピース d.c.garage#59

「ラジオに逃げんな。」
11月2日放送の「勇者ああああ」にて平子さんが言われた言葉である。

皮肉にも、「オールナイトニッポン0」のパーソナリティーとしてアルピーと交代した
ニューヨークから言われた言葉だ。

そして、11月7日放送の「アルコ&ピース d.c.garage」のエピソードトークにて、
同じ言葉を同番組プロデューサーで人気ラジオ番組「JUNK」の総合プロデューサーを務める宮嵜さんに言われたと平子さんは言った。
ディレクター石井さんの結婚式の二次会で言われ、酔いも醒めるほどの衝撃があったらしい。
この後、「子どもの世話とかがあるんで、、、」と言い訳して帰ったのは平子さんっぽい行動だ。

だが、ラジオのプロデューサーである宮嵜さんの愛を感じる言葉だと思う。
宮嵜さんは、ラジオで一緒に仕事しているアルピーにもっとテレビに出てほしい、と言っているようにとれる。
ラジオのパーソナリティーとしてではなく、一芸人として接している。宮嵜さんからすれば当たり前のことなのかもしれないが
それが前面に出ているエピソードだと思った。

平子さん、酒井さんの両面から展開されるエピソードは面白い。
オールナイトニッポンでしていた学祭の時、教室で出番待ちしている話。ロッカーに座り、夕焼けで少し赤くなったカーテンが風に吹かれ、
チャイムの音が聞こえる。青春に溶けそうになったと恥ずかしそうに言う酒井さんに、平子さんも「健太と同じクラスだった気になった」と同調した話があった。
同窓会で答え合わせしている昔のカップル、みたいでこっちが恥ずかしいが、おじさん2人だから面白い。

11月7日の放送でも、
ネタ合わせしていたにも関わらず、たどたどしい挨拶をする三四郎
平子さんはあまり覚えていないという、節がすごい長渕剛の「乾杯」。
2人で腕を組みお酒を飲む酒井さんと三四郎・相田さん。
鬼ヶ島と飲むと帰る三四郎・小宮さん。
鬼ヶ島と飲んできたと合流するラブレターズ
酔って覚えていない平子さんに酒井さんが説明していく、一つ一つが面白かった。


他にもラジフェスでのエクレア早食いに負けた酒井さん。「ホットドッグなら余裕」と言い訳。
バナナスクールのハンバーガー大食いの時も同じような言い訳をしていた。

「ボイパ」のコーナーも始まる、盛り沢山な回。
すぐ歌っちゃう平子さんがこの回で一番面白かった。
この番組、秦基博じゃんけん最強説がバズっています。